らぶ☆すとーりー 2
今日はクリスマスイブ。



隼人は今日は一緒にディナーして、



夜も一緒に過ごそうなと言ってくれた。



しかし、もうすぐ定時。



隼人の仕事はなかなか終わりそうもなかった。



「市川さん!私手伝います!」



自分から隼人にこんな事を言うのは初めてかも知れない。



まだまだ新人みたいな私だから、あまり自分からは言えなかったけど、



自分の為にも隼人の為にも、私は頑張りたいと思った。



「ありがとう、戸田さん。」



そう言って、「ここはこうで・・・。」と隼人は簡単に説明し始めた。



これなら私にも出来る。



出来そうな仕事を渡してくれたのだと思うが、



私は自分でも出来るのだと自信が持てたし嬉しかった。



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