らぶ☆すとーりー 2
「おう!綾乃ちゃんに市川!」



お店に入るとすぐに原田さんが出迎えてくれた。



「イブにここを選んでくれるなんて嬉しいなぁ。」



と原田さんは隼人の肩を叩く。



「残業でここしかもう開いてなかったんだよ!」



なんて、面倒くさそうに言う隼人。



「私はここの料理好きだから、嬉しいですよ。」



「綾乃ちゃん嬉しい事言ってくれるねー。もう、こんな奴やめて俺の所にでも来ない?」



「原田余計な事言うな。」



「はいはい。市川は綾乃ちゃんの事になると焦るから、面白いんだよなー。」



「・・・・・。」



「今日はクリスマスディナーのコースしかやってないけど、それでいい?」



「じゃあそれ頼む。」



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