★秘密のイケメン執事さま。★
「ミツキ様、赤くなって・・・本当に可愛いですね」


タロちゃんは長い指を私の頬からアゴにかけて、ゆっくりと滑らせた。ゾクリとした感覚が体の中を走っていく。




「このまま、ここで食べてしまいたい」


タロちゃんと目があい、視線が絡み合う。



これって、これって・・・。



私は身をかたくして、ぎゅっと目を閉じた。





私・・・・ついにタロちゃんと




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