★秘密のイケメン執事さま。★
「この人が今のイチオシ佐藤君」


「へぇー、ふぅーん」


興味あるんだか無いんだか・・・。


「ミツキ様、写真撮っていいですか?」

「何よ、いきなり・・・」

「今日、2人が出会えた記念です」

「まぁ・・・いいけど」

タロちゃんと一緒に写真なんてオッケーオッケー。

私にもくれるかな?

欲しいな。密かに持ち歩きたい。

自慢したい。むふ。



「じゃあ・・・」

タロちゃんは、持参した黒いバックの中から

カメラを取出し、机にセットし私の隣に近寄ってきた。

微かにいい香りが漂ってきて、不覚にも、ちょっとドキッとしてしまった。



タロちゃんの香り??
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