★秘密のイケメン執事さま。★
「一生そばにいて、毎日手料理を作ってほしくなってしまいそうになる・・・」


タロちゃん、何、昼間っからプロポーズみたいなこと呟きながら卵焼き食べてんのよっ。


あーっ、恥ずかしい、恥ずかしい。



私はタコさんウィンナーを口に放り込んだ。



「ミツキ様」

「なあに?」




「ケチャップついてます」

「えっ!?どこどこ?」


慌てて、ハンカチを探していると、タロちゃんにくいっとアゴを持ち上げられ、そのままタロちゃんの顔がそっと近づいてきて・・・・


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