★秘密のイケメン執事さま。★
「私ね、絵が好きで描いてただけなの。
皆に迷惑かけるために描いてたんじゃない。
だから、あれ以来、絵描いてないんだ。
また何かが狂ってしまいそうで。
もうそういうドロドロしたのは嫌だから」
「ミツキ様らしいですね」
「そうかな」
「はい」
私はしばらく目を閉じて、深く深呼吸した。
夏の香りがする。
大好きなタロちゃんの香りも。
ゆっくり目を開け、隣を見ると、タロちゃんはまだ私を見つめ続けていた。
「タロちゃん、恥ずかしいよ・・・」
皆に迷惑かけるために描いてたんじゃない。
だから、あれ以来、絵描いてないんだ。
また何かが狂ってしまいそうで。
もうそういうドロドロしたのは嫌だから」
「ミツキ様らしいですね」
「そうかな」
「はい」
私はしばらく目を閉じて、深く深呼吸した。
夏の香りがする。
大好きなタロちゃんの香りも。
ゆっくり目を開け、隣を見ると、タロちゃんはまだ私を見つめ続けていた。
「タロちゃん、恥ずかしいよ・・・」