★秘密のイケメン執事さま。★
「では、目を閉じて下さい」

「ん」



目を閉じると、タロちゃんは絡めた指をほどき、起き上がった。



私をまたいだまま、何かを始めたみたいだ。



プチ・・・・




なんの音?


「まだですよ」

「うん」


何やら、ごそごそ音が聞こえてくる。


よく考えたら、この格好、すんごく恥ずかしいんですけど。



何でタロちゃんに、馬乗りされたままになってるのーっ。

< 157 / 637 >

この作品をシェア

pagetop