★秘密のイケメン執事さま。★
「変・・・かな」



タロちゃんの手が、そっと私の髪を撫で、私はまた恥ずかしくなって視線を外した。





「抱き締めたくなるほど、可愛いです」



また胸の奥がキュンとなるのを感じた。





「じゃあ、ちょっとだけ、ギュッてして・・・ほしいな」




タロちゃんは私にまた一歩近づき、私の顔を優しく覗き込んだ。

< 168 / 637 >

この作品をシェア

pagetop