★秘密のイケメン執事さま。★
「そして主人公のように、全てを片付け、迎えに・・・」



タロちゃんは、話の途中で目を閉じ、ゆっくり深呼吸して、笑った。



「すみません。熱くなりすぎましたね」



「いいよ。タロちゃん、そんなにあの映画気に入ったんだね」

「そうですね。ミツキ様はどうでしたか?」



「え?わたし?」



途中から、タロちゃんばかり見てた・・・・なんて、言えない。
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