★秘密のイケメン執事さま。★
「ちょっと・・・・・、トイレ行ってきます。その間に浴衣はおっておいてください」


タロちゃんは、そう言うと、一礼して部屋を出ていった。


タロちゃん、どうしたんだろう?



私は紺色の浴衣に袖を通した。



白い大きな花が描かれていて、結構お気に入りなんだよね。




床に落ちたワンピースをたたみ、浴衣の前をてきとうにあわせて、ベッドに座り込んだ。








タロちゃん、遅い・・・な。
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