★秘密のイケメン執事さま。★
「そうですか。じゃあこれはどうですか?」

そういって見せてくれたのは普通の水着だった。





「タロちゃん・・・、随分とニコニコしてるけど、ま、まさか!私の反応見て楽しんでるんじゃないのーっ?」





「いえいえ、とんでもないです。ぷっ。ゴホン。ゴホン。えーと、何でしたっけ?」



タロちゃん、嬉しそうに笑わないでよ。めちゃくちゃ可愛いじゃん。


あー、もう、この人は。いちいちドキドキさせないでよーっ。





「ふふ、もう!まぁいいわ。これ、いいと思うよ」

「そうですか。わかりました。ありがとうございます」



そういって、タロちゃんは綺麗な白と水色の水着を持ってレジに向かって歩いていった。





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