★秘密のイケメン執事さま。★
「では、出発しますね」


タロちゃんが、そう言うと、車はゆっくり発進した。



本当に安全運転してくれてるんだ。



発進の時も、止まるときも、スーッと自然で全然衝撃がない。




すごく私に気をつかってくれているのがわかって、私は嬉しくなった。




どこに連れていってくれるのかな?




私は流れる景色を見つめながら、音楽に耳を傾けた。






すごく幸せな時間。





このまま、ずっとこの幸せが続きますように。

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