★秘密のイケメン執事さま。★
「ミツキ様、お荷物をお持ちいたします」


本当に勘違いしちゃってるよ、このイケメンさん。

可哀想に。

こんなイケメンにも、ボケボケの人がいるんだね。


ちょっと可愛いけど。




「本当に人違いですから。あなた誰ですか?」


意外に笑顔がチャーミングイケメン野郎は


私の耳元でそっと囁いた。



「私は・・・太郎です」


うっそだぁ!絶対うそだ。

あなた、今、考えたでしょ?


どう見たって外人じゃん。






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