★秘密のイケメン執事さま。★
「タロちゃんって呼んでいただいて結構ですよ」


いやいや、そんな完璧スマイルでそんなこと言われても。



「あらぁ、タロちゃんじゃない?」

「あ、ミツキ様の母上」

えっ?お母さん!?




「お、お母さん、何やってんの?パートは?」

「今日は早めに切り上げちゃった。だってタロちゃんが、うちに来る日なんですもの。ねーっ」

「はいっ」

お母さんとタロちゃんは、2人で手を取り合い、キャッキャしている。

本当に太郎らしい。


この素敵な見た目で、太郎なんて、あり得ない・・・。もったいないよー。







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