★秘密のイケメン執事さま。★
「わかりました。行きましょう」

タロちゃんは地図を見ながら、私を誘導してくれている。

他の人から見たら、カップルに見えるかもしれない。そうだといいな。




係員の指示に従って、狭い車内に座り込むと、背中にタロちゃんの胸が当たっている。

あぁ、これが前はお父さんのメタボ腹だったっけ?


お父さんには悪いけど天地の差だ。





ドキドキするよー。





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