*+サクラの二人+*


『・・・』

沈黙を破ったのはもちろんAさん(仮)

ではなく

『ふざけんじゃねー!!!』

今まで黙っていたCさん(仮)でした。

『おい蔵田ぁ、俺は佐倉をボコれるから
 協力したんだぞ!!』

『んなこと知るか!!おら、女!!』

まぁ、Aさんは蔵田さんと言うのですね~
なんて状況のなか考えます。

んな場合じゃない!!

「はい!」

生涯一番良い返事で蔵田さんに返します。


『今からお前は佐倉のツレだ!!彼女だ!!』
「んな無茶な!!」

つい、地が出ました。
素で突っ込んでしまいました。



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