初恋物語
『…光輝苦しいよっ!』
  
  
『あともうちょい待って…。』 
  
  

   
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
『……何やってんの?』
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 
  
慎一がコッチを見ていた。   
  
  
  
  

  

  
  
 

   
  
  
  
『……ありがと☆由希ちゃん。』
  
  
  
光輝がウチから離れた。 
   
  
  
  
  
  
『抱きしめとっただけたい。(笑)そんな怖い顔すんなって!』
  
  
  
光輝が笑いながら慎一に言った。 
  
  
  
  
『別に怖い顔とかしとらんし!』 

  
  
  
 
  
  

  
  
なんかヤバい雰囲気…!?   
  
  
  
  
  
  
『そうそう、抱きしめさせてただけ!早く帰ろ?』
  
 
ウチは慎一と光輝の間に入り込んで言った。 
  
  
  
  
  
  
『…お前は、抱きしめさせてって言ったら誰にでも抱きしめさせるとや?』
  
  
慎一がなんか知らないけど怒ってる感じでウチに言ってきた。  
  
  
  
  
  
『…それはないよ。』 
 
ウチは言った。
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