初恋物語
光輝と慎一の家。 
  
  
  
  
  
  
  
  
『お前さぁ、もう少し素直になれよ?』 
  
  
  
光輝は慎一に言った。 
  
  
  
『……何が?』
  
 
  
『由希ちゃんのコト☆』
  
  
光輝は笑顔で慎一に言った。 
 
  
  
『アイツに何を素直になればいいんだよ。』
  
 
『好きなんだろ?由希ちゃんのコト。お前由希ちゃんと喋ってる時、顔赤いし。好き好きオーラ出してるし。』
  
  
光輝はニヤニヤしながら慎一に言った。 
  
  
 
『……ッ別に好きじゃねーしっ!』
  
慎一は大声をだした。 
  
  
  
『ムキになるとこがまた怪しいですねー☆(笑)まぁ自覚ないんじゃしょうがないか。』
  
  
 
『…とにかく俺はアイツのコト好きでも何でもねーから!変な言いがかりつけんな!』 
  
  
  
  
  
バタン 
 
 
  
慎一は自分の部屋に行った。 
  
  
  
  
  
  
『アイツも鈍感やけど、由希ちゃんも鈍感やしなぁ…‐。』 
  
光輝はボソッと呟いた。
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