初恋物語
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おっ!もう慎一いるじゃん☆  
   
  
  
  
『慎一おはよう☆』 
  
ウチは友達と喋ってる慎一に話し掛けた。 
  
  
  
  
どうやら慎一は女子にだけ冷たいらしい。 
男子とは仲良く喋っている。  
  
  
  
『慎一って神崎さんと友達なん?』 
  
  
慎一と喋っている男が慎一に聞いた。 
 
  
  
  
  
  
『うん☆友達だよー!』
  
  
ウチは割り込んでその男に言った。 
  
  
  
その男の子の名前は、 
『青木慶君』 
   
  
  
『別に友達じゃねーし。家が隣同士なだけ。』 
  
慎一が付け加えた。 
  
  
『……うわぁまじかわいい☆由希って呼んでいい?』   
慶が言った。 
  
  
  
『うん!いーよ☆じゃあウチも慶って言うねー!!』  
ウチは笑顔で言った。 
  
  
 
『俺入学式から由希と喋ってみたいなぁーって思ってたっちゃん☆』 
  
慶が満面の笑みで言った。  

  
『(笑)そうなん?仲良くしてねー☆』 
  
  
『もちろんっ!!』
  
慶はまた、満面の笑みで言った。 
  
  
  
  
  
『………お前邪魔。人の話に入ってくんじゃねーよ。』 
  
慎一がキレ気味に言ってきた。 
  
  
  
  
……またなんか怒ってるし。 
  
  
『はいはい。ごめんなさいねッ!!』
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