初恋物語
靴箱につくと、もう光輝はいた。 
 
  
  
  
  
  
  
  
  
『…おまたせ☆』
  
  
  
  
『うん、俺も今来たとこだから大丈夫☆』 
  
  
『じゃっ帰ろっか!』 
  
  
ウチと光輝は学校を出た。  
  
  
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『今日は、ありがとう☆』   
  
ウチは光輝を見て言った。   
  
  
  
『別にいーよ☆お安い御用!!』
  
光輝は笑顔でウチに答えてくれた。 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
『……カッコよかったよ?』  
  
  
  
『…サンキュー☆』 
  
  
  
『…ウチさぁ、この前光輝が言ってた、男は狼って言った意味あの時はわからなかったちゃけど、今日わかった。』 
    
  
  
光輝は黙って聞いていた。   
  
    
  
『…本当どうしようかと思った。怖かった……。でもその時、光輝が来てくれて嬉しかった!本当ありがとう!』
  
  
ウチは今の素直な気持ちをそのまま光輝に伝えた。 
  
  
  
『由希ちゃん、自分がモテるって自覚した?(笑)まぁ、また何かあったらすぐ駆け付けるから☆』
  
  
  
由希ちゃん…に戻ってる。   
  
  
『…ありがと☆てか聞いていい?』
  
  
『んー?』 
  
  
  
『なんで光輝さっきは由希って呼んだの?今は元に戻ってるし…。』
  
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