初恋物語
次の朝  
  
  
  
『おっはよ☆由希ちゃん!』 
  
いつも通り光輝がウチの家にウチを迎えに来てる。 
  
あっ、慎一はしばらく学級委員の仕事があるらしい。  
  
  
『……おはよ。』
  
ウチは緊張から、 
元気のない声を 
出した。 
  
  
  
『あれっ?元気ないね。熱でもあるんじゃない?』
  
そう言って、光輝が 
ウチの 
デコを触ろとしかけた  
  
『大丈夫だから!』
  
ウチはその手を払いのけた。 
  
  
  
  
  
何してんのウチ!? 
あーもう馬鹿ー… 
  
  
  
『ごめん…嫌だった?』
  
光輝が申し訳なさそうに 言ってくる。 
  
  
  
『あっ全然嫌じゃないよ!むしろ嬉し………いやなんでもない!!』
  
  
  
ウチは焦った。 
  
  
  
  
『由希ちゃんっておもしれー(笑)』 
  
  
  
よかった 
光輝笑ってる……  
  
  
  
  
そんなこんなで学校についた。 
  
  
  
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