初恋物語
『光輝ッ!?何処行ってるの?』 
  
ウチは聞いてみた。 
  
  
『…‐んー?屋上☆』 
  
  
『何で屋上‐…??』
 
ウチは疑問に思った。 
  
  
『サボるのには屋上でしょー(笑)』 
  
光輝からのんきに答えた。   
  
  
そうだった。 
  
もう授業始まってる。  
  
屋上についた。 
  

ガチャ 
  
  
  
  
  
『気持ちー!!!!!』
急に光輝が言った。 
  
  
  
確かに太陽の光ですごく 気持ちよかった。 
 

  
 
 
こんなことする為に 
屋上来たんじゃないし…。   
『…ねー光輝ー?なんでさっき、ウチと付き合ってるとか言ったの?』 
  
ウチは本題を聞いた。 
  
 
  
  
『………なんでだろ…??よくわかんない。』
  
  
光輝がサラっと言う。  
  
  
  
  
  
  
『…!!何それーっ!』
  
  
  
  
ウチは怒鳴った。 
  
『…そんな怒んなって(笑)』 
  
怒るに決まってるよ!!   
  
そういえば…… 
  
『光輝ってさぁ、女には優しいんじゃなかったの?』  
  
  
  
これはさっき疑問に思ったことだ。 
光輝はかなり親衛隊の女の子に冷たかった。 
 
  
『………俺、女に優しいけど?』


光輝がニヤニヤしながら言った。 
 
  
  
『でもさっき冷たかったよ?』 
  
  
  
『あいつら由希のこと邪魔者扱いしたじゃん?だからかなりムカついちゃっただけ。』
  
  
  
  
   

  
何それ…? 
  
   
   

『…そっか。庇ってくれてありがとー。』
  
  
  
『いいってことよ☆』
  
そう言って光輝はウチの 頭をなでなでした。  
  
    
  
  

 
ウチはドキドキしてた。   
   
  
  
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