初恋物語
『……っ!ウチが好きなのは光輝だもん!!………なんで…そんなこと言うの……?』 
  
  
ウチは勢い余って光輝に 告白してしまった。

  
  
  
  
『…………え?俺っ?』
    
  
光輝がびっくりしている。   
  
  
  
  
  
『まじだよ!!ウチは光輝のこと、好きだもん!』   
  
  
  
ウチは思い切って言った。  
  
  
  
  
  
  
  
 
  
  
  
  
  
   
  
  
  
  
  
  
『………ごめん…。』 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
え………… 
  
    
   
  
  
  
  
  
  
『………………俺先に教室戻ってるから…。また…………明日…。』 
  
  
  
  
光輝はそう言って、屋上から出て行った。 
   
  
  
   
  
  
  
  
  
ウチ…光輝に振られたんだ……。 
  
  
  
  
  
 
『…ハハっ。……アハハ……グスッ……。』 
  
  
  
笑いと涙が一緒に出てくる。 
  
  
 
   

   
  
  
  
初恋は実らないって 
  
  
  
  
  
本当だ………。  
  
 

   

   
  
  
   
  
  
  
  
ウチは光輝に 
  
  
  
  
  
  
  
  
振られた…。  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
『うわーーーーーーーーーーーーん泣』 
  
  
  
ウチは大声で泣いた。  
  
  
  
  
  
  
バンッ
< 62 / 73 >

この作品をシェア

pagetop