強さの定義

食事の後、父さんに剣術を教えて貰い、今は少し休憩をしていた。
父さんが
「魔法はいいのですか??」

「僕、魔力ないみたいなんだ。だから……」

「おや??そんなことありませんよ。人間の魔力の測定方法じゃ分からない魔力が溢れてますよ。」

「ウソ!!」

「本当ですよ。だから、人間には珍しい紅い瞳をしているのが証拠です。」

「じゃ～魔法使えるの??」

「もちろん!!ただし、あなたの魔力は人間の魔力と違って、かなり魔力の質が良すぎるため、簡単な魔法も上級ぐらいの威力になってしまいますで、ちゃんとコントロールできてからですね。」

「うん!!わかった。」