死神探偵 山崎草太
-03-
その日、俺はいつものとおり、幸せの一時を満喫するため、会社の同僚たちと居酒屋へ立ち寄る…はずだった。
「おい、草ちゃん!」
ヨレヨレのおじさんが叫ぶ。
「あ、はい。なんですか?」
俺は振り向き様、問う。
「今日こそ負けんからね!」
「あ、はいはい。ジイさん、頑張って」
俺は適当に相槌を打ち、ジイさんをからかった。
ジイさんというのは俺が勤めている会社の社長だ。
歳は、50代半ばと聞いてはいるが、その外見は白髪とてっぺんハゲが目立つ小肥りのジイさん…
と言うのがシックリくるため、周りからは社長=親父ではなく社長=ジイさんで名がとおっている、哀れな人なのだ…
「おい、草ちゃん!」
ヨレヨレのおじさんが叫ぶ。
「あ、はい。なんですか?」
俺は振り向き様、問う。
「今日こそ負けんからね!」
「あ、はいはい。ジイさん、頑張って」
俺は適当に相槌を打ち、ジイさんをからかった。
ジイさんというのは俺が勤めている会社の社長だ。
歳は、50代半ばと聞いてはいるが、その外見は白髪とてっぺんハゲが目立つ小肥りのジイさん…
と言うのがシックリくるため、周りからは社長=親父ではなく社長=ジイさんで名がとおっている、哀れな人なのだ…