【BL】背徳の堕天使


「適当に座って」


佐久浪が言うが早いか、俺は手近な場所に腰を下ろした。



もちろんテレビの真正面。



佐久浪はクスッと笑って、キッチンへ消えた。


すぐにグラスを二つ持って現れる。


佐久浪は、コンビニで買ったジュースをあけ、グラスに注いだ。


「さんきゅ」


俺はそう言ってグラスを受け取る。


そして佐久浪はテレビをつけ、借りてきたDVDをプレイヤーにセットした。


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