~先生×生徒~



「大丈、夫…」



私がそう言うと、萩原は私を抱きしめた。



「はっ、萩原っ!?」



「無事で、良かった…!」



抱きしめられているせいで、萩原の心臓の鼓動がわかる。



早い…



もしかして、走って来てくれたの?



「萩原…どうして、ここ…」



私が聞くと、萩原はゆっくり離れてから言った。



「探したんだよ、心配だったから」





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