~先生×生徒~



汗だくの顔で、萩原は笑った。



「なんで…?」



私、萩原を無視したのに。



「好きな女守るのに、理由なんてねぇよ」



ドキンッ



真剣な、萩原の顔。



好きな女…



トクン トクン



「みんな探してるし、行くか」



萩原はそう言って立ち上がろうとした。





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