~先生×生徒~



「あぁはい…」



私は曖昧に答えた。



はっきり言って、今はあんまり顔を合わせたくない。



「なんだよ?俺を無視する気か?」



「うわっ」



萩原は私の頬に手を置いて、くるっと自分の方を向かせた。



「やっとこっち向いたな!」



そう言ってにっこり笑う萩原。





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