~先生×生徒~



あ、あれ?



今、なんか胸が痛かった…?



「高橋?」



萩原が、私の顔を覗き込んできた。



ドキン ドキン…



「なっ、何でもないから!」



そう言って、萩原を押し返した。



「たか、はし…?」



はっ



「これはっ…!」



萩原の方を向くと、悲しそうな顔が目に入った。





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