剣に秘めた決意は君に





コンコン






扉をノックする音が聞こえた





「はい」




「トルファだよ。ナンバー2の発表があるから集まれだって!」




起きてすぐに、着替えをすませていた私は、急いで扉へ向かう





「一緒にいこうぜっ!」



扉のそとにはトルファがたっていて、またあの笑顔を向けていた。



「はい、もちろん。ありがとうございますトルファさん」





昨日の広場に向かう。




その途中にもトルファは宿舎を案内してくれた。




「……で、ここが食堂で次が広場ね」



「ここ、食堂だったんですか?」




「うんっ!そういえば、その敬語も敬称もいらないぜ?」




何処かふて腐れたようにいうトルファに、笑顔をむけると、彼の顔がかっとなったのがわかった




「うん、じゃあよろしくトルファ」











.
< 27 / 75 >

この作品をシェア

pagetop