剣に秘めた決意は君に
コンコン
扉をノックする音が聞こえた
「はい」
「トルファだよ。ナンバー2の発表があるから集まれだって!」
起きてすぐに、着替えをすませていた私は、急いで扉へ向かう
「一緒にいこうぜっ!」
扉のそとにはトルファがたっていて、またあの笑顔を向けていた。
「はい、もちろん。ありがとうございますトルファさん」
昨日の広場に向かう。
その途中にもトルファは宿舎を案内してくれた。
「……で、ここが食堂で次が広場ね」
「ここ、食堂だったんですか?」
「うんっ!そういえば、その敬語も敬称もいらないぜ?」
何処かふて腐れたようにいうトルファに、笑顔をむけると、彼の顔がかっとなったのがわかった
「うん、じゃあよろしくトルファ」
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