剣に秘めた決意は君に






周りを囲みこんでまた一人が話し掛けてくる。




「騎士さん、仮にも騎士なんだしハンデありでいいですよね?こっち全員対騎士さん達で!」






二人はまたもや反応を返さない。



それを肯定と受け取ったのか、剣の切っ先を斜めに向け構える。





「倒せればきっと昇進だぜ?やっちまえ!」




「「「おぅっっ!!!」」」






重低音の声が響き、戦士が一斉に足を踏み出したそのときだった。













「−−−ラスカータ(雷鳴よ)」














バギィンッ

















< 74 / 75 >

この作品をシェア

pagetop