爆走ハラスメント 〜俺様!?生徒会長と美人先生の恋
そうだ、ズボンを下ろそう!


思い立ったらすぐ行動。俺はディランの後ろに回ると素早くベルトに腕を回した。


「何すんだ、太陽!」


「どんだけ大きくなったか、チェックしてやるよ。お兄ちゃんに見せてみ。」


よし!ベルト外れた。こっから一気にズボンを下ろすぞ!それ!


ずるっ


「あ…。」


「う……うお!お前えげつねぇな!成長しすぎだろ!!」


げしっ!!


「イテェ!」


俺はディランに殴られた。殴らなくっても良いじゃないの、痛いわねぇ!


「あー、暴れたらハラ減った。ラーメン行くか?」


こんなクラッカーじゃ、俺の腹は満たされねぇ。


「良いな。最初っからラーメンにしとけば良かったんだ。そうすれば、俺のジュニアがこんな目に…」


ベルトを直しながら、何かブツブツつぶやくディラン。


ええぃ!根に持つなんて、女々しいぞ!


俺は、ワイングラスとファンタとゴミを集めようとして、しゃがんだ。


「何しているの!?」


振り向くと雅香センセが立っていた。


「何って…、見ての通りお菓子食べてました。」
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