爆走ハラスメント 〜俺様!?生徒会長と美人先生の恋
別に俺たち何も悪い事してないしなぁ。…って言うか、この状況!!


ディラン=立ってベルトをいじっている。
俺=しゃがんでる。


ま、まさか!雅香センセ、誤解してる!?


「ち、違います先生!俺達はそっち系の人じゃないですから!」


俺は必死に、それはそれは必死に訴えた。


「え?何を言っているの?私は、飲酒してるんじゃないかって聞いてるの。飲酒じゃなくてそっちだったら、先生黙って隠れて見てるわよ!」


え?あ、飲酒?って言うか、先生今さりげなく恐ろしい事を…いや、空耳だろ。


俺は俺の飲んだワイングラスに、紫の液体…まあファンタだけど…を注ぐと、雅香センセに手渡した。


「ファンタですよ。ほら、飲んでみて。」


そう言うと、ワイングラスを雅香センセの手に渡した。


「ほらほら、飲んで。」


雅香センセを急かしてみる。


「う…うん。」


恐る恐る口をグラスに近付ける雅香センセ。柔らかそうな唇が、ついにグラスに密着した。


いいな、グラスの奴。


紫色の液体が、先生の唇の奥へと流れて行く。


やばい!エロい!


俺は、やや興奮ぎみに、その姿を見ていた。
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