爆走ハラスメント 〜俺様!?生徒会長と美人先生の恋
ひと月も経つと、生徒会の仕事にも慣れてきた。中学ん時と、大して変わらない。


まだ色んな行事も控えてるし、これからが楽しみだな♪


今日はこれから、修学旅行のプランの打ち合せを、先生達とする事になっている。


「俺、本屋でこんなん買ってきちゃいましたよ〜。」


俺は先週買った、グアムの情報誌を皆の前に出した。今年の修学旅行はグアムだ。


先生達も、それぞれ情報誌を買っていたようで、皆で意見を出しあって、だいたいのプランは完成した。


「や〜、今日中にプランが完成して良かったですね!後は先生方、下見お願いします。」


俺が頭を下げると、副会長2人も頭を下げた。


「そうだったわ!!佐野先生、ちょっと。」」


村上先生が、雅香センセを急に呼び出した。雅香センセは、返事をすると「どうしたんですか?」とやってきた。


「1組の担任の黒沢先生が、ご懐妊されたでしょ。代わりに、同い年の佐野先生に、修学旅行の下見に行って欲しいの。若い人の意見も欲しいわ。引率は、別の人に頼むから。いいかしら?」
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