爆走ハラスメント 〜俺様!?生徒会長と美人先生の恋
翌日待ち合わせ場所に向かうと、愛さんだけが立っていた。


雅香センセは、もう愛さんの家に居るらしい。


「雅香は教師だからね、生徒と仲良く歩いてたらマズイでしょ?」


まぁ、分かるんだけど。


「はい、着いた。ここが私の住んでるアパート。」


「え!?近っ!!」


愛さんの家は、道場から5分程度離れた場所にあった。


「はい、どーぞ。入って。」


「お、お邪魔します。」


大人の女の人の部屋だ。急に緊張してきた。


「お帰り。」


雅香センセがエプロン姿で出迎えてくれた。


うわっ!エプロン姿の雅香センセなんて、超レア。


雅香センセに案内されて部屋の中へ入ると、愛さんがジンジャーエールを出してくれた。


「太陽君はテレビでも見てて。私達はご飯の用意するから。」


「手伝いますよ。」


「良いから座っときなさい。」


愛さんに強く言われて、俺はおとなしくテレビを見る事にした。


これって役得だよなぁ。


テレビを付けて、飯が出来るのを待っていると、良い匂いがしてきた。


「はーい、出来たよー!」


愛さんが次々に料理を運んで来る。
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