爆走ハラスメント 〜俺様!?生徒会長と美人先生の恋
応援シートに戻った俺に、皆が抱きついて来て、喜んでくれてた。


一通り話終わり、ディランの隣の席に座った。


「おい、早く座れ。足元に氷水を用意したから、隠れて冷やせ。」


「あぁ…わりぃな。」


ディランには足の事を気付かれていた。氷水がありがたい。さすが親友。


氷水を、こっそり捻った場所に当てて、しっかり冷やす。


俺は大将だから、うまく行けば俺の出る幕もなく優勝出来る。


よし!イケる!


「浜松君…大丈夫?」


雅香センセが、小声で心配そうに聞いてきた。


「余裕!安心して応援してよ!」


まだ雅香センセは心配顔。そんな顔しないで。俺は大丈夫だから。


隣の愛さんは、じっと何かを考えている様子だったが、考えがまとまったらしく、突然こんな事を言いだした。


「太陽くん、勝ったらキスしてあげる。」


『えっ!?』


俺と雅香センセは、同時に驚いた。突然どうしたんだよ、愛さん!?
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