爆走ハラスメント 〜俺様!?生徒会長と美人先生の恋
「センセ、案外積極的なんだ。俺、センセに脱がされたら、男になっちゃうけど…大丈夫?」


雅香センセは、耳まで赤くすると、俺の制服から手を放した。


可愛いなぁ…。


俺は小さくと笑うと、先生の髪を耳にかけた。小さなピアスがふわふわと揺れている。


ほんのり甘い香水の匂いと相まって、クラクラするよ。


センセ…センセが欲しいよ。


俺は先生の目をじっと見て覚悟を決めた。


「センセ…好きだよ。」


そう言うと俺は、先生の腰に手を回して、俺の方へ引き寄せた。


もう一つの手は先生のあごの下に当てて、顔を支える。


ゆっくりと雅香センセの顔に近づいてゆく。


そして…


俺は雅香センセの唇に、優しくキスをした。


センセ…雅香センセ。好きだよ。大好きだから。


「雅香センセ…大切にするからね。」


俺は唇を放すと、雅香センセに誓った。


「えっと…あのじゃあ、友達からお願いします。」


先生はまだ顔を赤いままにして、恥ずかしそうに俺にそう言った。


うん。分かったよ。友達から…ん?友達…?


「友達!?」


俺は耳を疑った。
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