爆走ハラスメント 〜俺様!?生徒会長と美人先生の恋
「うん。まずはそこから。」


雅香センセは、ニッコリと笑っている。


うっそ〜〜ん!!


天国から地獄とはこの事か!?


「うふふ、これからも宜しくね、太陽くん。」


え?今、下の名前で…。


「私の事も、もう『先生』は付けちゃ駄目だからね。誤解されちゃうわ。」


雅香センセ…いや、雅香さん?雅香ちゃん…とかって呼んでもでも良いのかな。いや、ここは思い切って!!


「じゃあ、『雅香』って呼ぶ。」


「えっ?…うん、まあ…いいよ。」


雅香は、少し戸惑っていたけど、嬉しそうに微笑んだ。


いいんだ!?有りなんだ!?


俺は元気を取り戻した。


ま、いっか。これからは生徒と教師じゃなくて、一人の男と女としてちゃんと向き合ってくれるって事だもんな。


「じゃあ春休みにさ、デートしようよ、ま・さ・か。」


「…うん、良いわよ。行きましょう。」


今まででは有りえなかったこの返事!!


これは付き合える日も近いな!?


俺は雅香の指を握ると、ほっぺたにキスをした。


《ぉゎり》
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