森の王子様。
「じゃあ…また明日も来るの?」
女の子は、ひざまずいた王子様を見つめて、たずねました。
「うん、くるよ。」
と、太陽のような笑顔で答えました。
女の子はにっこりと笑って、
「また明日も会おうね。」
と言いました。
「約束だよ。」
と、王子様とゆびきりげんまんをしました。
王子様は、白いお馬さんに乗って、手を振り帰っていきました。
女の子はとっても嬉しくなって、
スキップしながら歌を歌い、住人たちと家に帰りました。