あなたの後ろで
・・・偶然。事故だ。

それじゃあ俺はその偶然に従うだけだ!!

俺はそのまま力を込めて鈴奈を抱きしめた。

驚いている鈴奈にお構いナシでぎゅぅっと抱きしめた。

幸せだ、俺。めちゃくちゃ。

そんな幸せに浸っていると、スースーと寝息が聞こえた。

俺の体温と、ふかふかのベッド。それに、鈴奈は寝にきたんだもんな。

寝ちゃうか・・・

クソ。ま、いいか。でもどこか寂しい。

そんななか俺も寝ていた。
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