あなたの後ろで
「中3!?嘘嘘嘘!!!」

「嘘じゃねーよ。バレーしてて身長でけぇけど、お前のほうが可愛い。しかも、むねとか関係なくね?」

笑いが止まらないとでもいいたそうにあたしをチラチラみる利樹。

聞こえてたのか・・・・

恥ずかしい。。。

あたしはなんだか一人で怒って混乱して、自分の気持ち言おうとして、間違えてなんだか全部が恥ずかしくて下を向いた。

それと、さっきのせいで熱が少し上がった気がする。

「もう。そうならそうと早く言えっ!」

ばふっ と枕を利樹に投げつけた。

でもそれをキャッチした利樹はあたしに投げるふりをして、

「寝ろ。熱高いんだろ?」

そう優しく笑うのは反則。

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