あなたの後ろで
あの、ぬれた子犬みたいな目でアタシをみる。

なんだろう。熱はまだあるのに違う意味で体が熱い。

「いや。あの、嫌いとかそういう意味じゃないんだけど・・・」

「じゃあ好きなの?」

「え!?それは・・・」

「俺はおまえにはまってる。ずっと。多分お前より。」

たぶん利樹は初めてあったころからあたしがこうなることあh見透かしていた。

「・・・ってるよ。・・・らい」

「え?聞こえない」

だから、だから!!!あたしは!!!!

「はまってるよっあたしも、嫌んなっちゃうくらい!!!!」

「マジか・・・?」

おどろいたみたいにあたしを見る。

そうだ。

あたしはこの声にはまっちゃったんだよ。

あなたに、あなたの全てに。。。。
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