あなたの後ろで
学校


「千佳ァ」

もう千佳には電話で利樹とのことをはなしてあった。

「どうした?利樹となんかあったの?こんなしょっぱなから。」

「んぅ。あったといえばあったし、無いといえばない・・・かも?」

「なによそのあやふやさ」

だって、キスしたいのにとめられたなんて恥ずかしくていえないじゃん!!!

「んあ、なんでもないない!!」

「ふぅん。」

納得したみたいに自分の席につく千佳。

ごめん!相談できないのはこっちもつらいけど、今だけは・・・・


こんなこといえないし。
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