あなたの後ろで

昼休み~

玉子焼きが入ったお弁当を手に持ち、屋上に向う。

さっきメールが入ったのだ

『昼には戻れるっ屋上いってて』

だからルンルンだ。

ホント今では利樹なしではダメダメになっている気がする。

ダメだな。。。こんな自分。

でもやっぱり利樹にはそばにいてほしい。

わがままだよね。

そんなことを思いながらついた場所、屋上。

利樹はまだ来ていなくて、しばらく待つことにした。

20分後

「あ~~~もっ!もうお昼休みおわるっての!!」

いまだ利樹は来ない。

イライラと足をばたつかせる。

「もぅ!!」

待ちきれなくなってお弁当を持って走る。

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