エンドレスラブ
ここ1週間の私は精神的に参っていた。
今だって…
世良修吾とwakanaのことでキャーキャー言って、
お弁当に一切手をつけていない女子たちの所へ行って
「私がwakanaです!なんか文句ある?!」
…って、言えたらいいのに。
「…若菜?すごい顔してどうしたの?」
「あっ…と、ごめんごめん」
昼休みですら私は落ち着けないのか…
里香に聞こえないようにため息をひとつこぼした。
屋上の上に広がる空は、私と正反対でとても澄んでいる。
ああ…
「…空になりたい。」
「え?!若菜ほんとに大丈夫?!」
「ははっ…冗談だよ」
「いや…、目が死んでるって」
あまりにも変わらない私の生活
このままでいいのに、なぜ私はこんなにも病んでいるのかな…?
RRRRR…♪
「若菜、電話鳴ってるよ」
「あ、うん」