男前な彼女
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「で、何があったんだよ?」
あたしの頭を撫でていた手が止まった。
もう、日は落ち、辺りは真っ暗になっていた。
は!!!!!
上牧の声を聞いて、はっとする。
ああああ、あたし……上牧に…だ、だ、だ、抱きしめ…られ……
「ぎゃーーーーー!!」
あたしは上牧をグーで殴り、早急に避難。
「なっ!?お前っ!!いってーな!!なにしてんだよ!!」
「なにしてんだよはこっちのセリフ!!何なの急に!!」
「お前が泣いてたからだろ!!」
「あ…そうか…」
「納得してんじゃねーよ!!」