ウソ★スキ
「……そういうことだから。キラもソラも、ありがとう」
先輩がそう言うと、
最初にキラがベンチから立ち上がって、「やったー」って叫んだ。
「よかった!美夕、中学の時からずっと先輩が好きだったんですよ-。ね、美夕。よかったねーっ」
まるで自分のことのように、目をキラキラさせて、
キラはあたしと先輩を交互に見ながら言った。
そして。
「ほらっ、ソラも!黙ってないで、何か言うことないの?」
キラの後ろ、まだベンチに座ったままのソラの方を向いて言った。
「……俺?」
「そうだよっ!ほら、早く!」
キラに手を引かれて、あたし達の前に歩いてくるソラ。
だけど、その視線は決してあたしとは交わらなかった。
そして。
ソラは先輩の方を向いて、言った。
先輩がそう言うと、
最初にキラがベンチから立ち上がって、「やったー」って叫んだ。
「よかった!美夕、中学の時からずっと先輩が好きだったんですよ-。ね、美夕。よかったねーっ」
まるで自分のことのように、目をキラキラさせて、
キラはあたしと先輩を交互に見ながら言った。
そして。
「ほらっ、ソラも!黙ってないで、何か言うことないの?」
キラの後ろ、まだベンチに座ったままのソラの方を向いて言った。
「……俺?」
「そうだよっ!ほら、早く!」
キラに手を引かれて、あたし達の前に歩いてくるソラ。
だけど、その視線は決してあたしとは交わらなかった。
そして。
ソラは先輩の方を向いて、言った。