ウソ★スキ
「徹先輩、美夕のこと、よろしく」
真面目くさった言い方で、更に一言。
「大事にしてやってね」
そう言って、ソラは軽く頭を下げた。
「もちろん」
先輩は、繋いでいた手を離すと、それをあたしの肩に回した。
そしてあたしをぐいっと抱き寄せて、言った。
「ソラに言われなくても、そうするつもりだよ」
キラがまた、嬉しそうな悲鳴をあげる。
あたしは何も言えずに、ただじっとしていた・・・。
さっきのキスだってそうだけど、
先輩は、優しいけど、少し強引で、
でもあたしのことを大事に扱ってくれて、
ソラの前で肩を抱かれるなんて嫌なはずなのに、
……どうしてだろう?
あたしは先輩の隣にいられることが、
すごく、すっごく、心地よかったんだ…………。
真面目くさった言い方で、更に一言。
「大事にしてやってね」
そう言って、ソラは軽く頭を下げた。
「もちろん」
先輩は、繋いでいた手を離すと、それをあたしの肩に回した。
そしてあたしをぐいっと抱き寄せて、言った。
「ソラに言われなくても、そうするつもりだよ」
キラがまた、嬉しそうな悲鳴をあげる。
あたしは何も言えずに、ただじっとしていた・・・。
さっきのキスだってそうだけど、
先輩は、優しいけど、少し強引で、
でもあたしのことを大事に扱ってくれて、
ソラの前で肩を抱かれるなんて嫌なはずなのに、
……どうしてだろう?
あたしは先輩の隣にいられることが、
すごく、すっごく、心地よかったんだ…………。