ウソ★スキ
こんなこと、聞くべきかどうか迷ったけど。
あたしは喉につかえた大きな卵焼きをお茶で流し込みながら、恐る恐る聞いた。
「な……何を?」
「…………エッチ」
そんな気はしたけど……。
「だって、ちゃんと話し合って、仲直りしたんでしょ?」
「したよー。でもね……」
あたしはお弁当箱を膝の上に置いて、キラの次の言葉を待った。
「おかしいんだよ、ソラ。あたしが美夕の家から帰ってから、やっぱりどこか違うんだ」
あたしの胸が、少しだけ痛んだ。
あたしは喉につかえた大きな卵焼きをお茶で流し込みながら、恐る恐る聞いた。
「な……何を?」
「…………エッチ」
そんな気はしたけど……。
「だって、ちゃんと話し合って、仲直りしたんでしょ?」
「したよー。でもね……」
あたしはお弁当箱を膝の上に置いて、キラの次の言葉を待った。
「おかしいんだよ、ソラ。あたしが美夕の家から帰ってから、やっぱりどこか違うんだ」
あたしの胸が、少しだけ痛んだ。